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けいこにっし そのさん。 [稽古日誌。]

今日から立ち稽古。


本を読んで、解説を読んで初めて知ったのだけど、
夏目漱石は劣等感やコンプレックスから常に情緒不安定で鬱状態、
奥さんや子供にも暴言を吐き、胃を痛め続けてる人だったそうな。
発表された小説の数々も、そんな漱石の半生が強く反映されているらしい。
そんな滅入ってる最中の漱石さんの頭の中をのぞいたような世界です。
もうね、解釈が難しいの。
だけど今日の立ち稽古でなんとなく見えてきた気が。
少ない出番だけど、そんな中でも自分の在り方が掴めそうです。
しかし他の人達のやり取りもきちんと見ておかなくちゃなぁ。


帰りに主演さんといっぱい話して、セリフ確認したりして、だんだん形が見えてきました。
三千代がどんどん愛おしくなってきましたよ。



「それから」の中で、主人公の代助が三千代をこう表現する場面があります。

離れがたい黒い影を引きずって歩いている女であった。

それがきちんと表現できるといいな。
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