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らんどりー。 [観劇。]

081216_0135~01.jpg長い事画像だけにしてしまいましてゴメンナサイ。

IQ5000さんの「ファインランドリー」を観に行ってきました!

腹筋さんはピスタチオの頃から大好きなのですよー。
初めてこちらを観に行った時、
前説で腹筋さんが一人芝居をされていて、
5年ぶりの生一人芝居腹筋さんに感涙したものです。




とある場所の小さなコインランドリー。
暇を持て余した洗濯機たちはひそひそと会話を交わしている。
そこへやってきた一人の老人。
彼は自分の人生を終わらせようと考えていた。
最後の洗濯をしながら、うつらうつらとうたた寝をしてしまう。
そんな老人を横目に洗濯機たちはまたひそひそ。


そして一つ目のお話『食卓』が始まります。


高級料理店でディナーを摂るカップル。
カニ食べ放題ツアーでカニをむさぼる学生グループ。
食事は三食おにぎりの貧乏家族。
それぞれの食卓で繰り広げられる小さな騒動。

これはカップルのお話が一番好きですね。浮気を誤魔化す彼氏をやっつける月子さんがかっこええ。
一番おいしそうだったのはカニ。(笑)貪り喰ってる様がなんとも。
別にヤドカリでもいいよ、おいしいから。と思ったのは私だけでしょうか。
おにぎり家族は底抜けに明るくて、反発している長男も最後には笑顔を見せるのがほんわかしました。


コインランドリーに乾燥機たちが登場。
彼らが話す新型洗濯機の噂に旧型洗濯機たちは戦々恐々。
そこへ現れた新型洗濯機!!


そして始まる『MONOSUGO』。


とある小劇場に観劇へやってきた観客達。
一人の観客が突然苦しみだし、死んでしまいます。
やがて次々に倒れる客、スタッフ達。
人々はパニックになり、気が触れてしまう人も。
そんな中、一人薄笑いを浮かべて楽しんでいる男。
やがて人々が気付く、絶望の現実。
極限状態の中、彼らが選ぶ選択は…。

このお話は役者さん達が客席に降りて演じていました。
おおお、真横に役者さん。不思議な感じ。
最初に倒れるお客さんがなんと笹塚ファクトリーの小屋主さん!(笑)
スタッフさんも本当にブースにいる舞監さんや音響さんが倒れていくという…。
その後も目の前でばたばたと倒れていったり、暴れ始める人々に緊迫感が満ちてきました。
ラストシーンは個人的に「??」なカンジでした。
知り合いの出演者さんによると、日によってお客さんの反応が全然違うらしく、
私が観た回はとても緊迫したものだったのですが、別の日はコメディのようになったそうです。


コインランドリーに新たなお客さんが。
洗濯物を隠すようにやってきた少女はうたたねするおじいさんの脇を抜け、こっそりと洗濯を始めます。
やり方がわからずまごまごしていると、おじいさんが目を覚まし、やり方を教えてあげます。
「家族には内緒にしたい洗濯物」の正体は…


そして最後の話は「まどろみ戦士」シリーズ2話、『かなみの忘れ物』。


おじいちゃんのまどろみの世界で冒険の日々を送るかなみとナオ。
ある日もおじいちゃんの傍らでうたた寝をしてまどろみの世界に飛び込みます。
遅れてやってきたかなみはロケット三姉妹の妨害で別の人間の世界へ。
そこで出会ったのは大事なロケットを探す少年と、彼を追う用務員。
用務員に捕まると大人になり、まどろみの世界から消えてしまうという。
目が覚めると現実でまどろみの世界の事を忘れてしまうかなみ。
それはかなみが大人になっていくという事。
それを知って不安になるナオはまどろみの世界でかなみを助けようと奔走します。

まどろみ戦士シリーズは最近知ったばかりなんですが基礎知識は知っていたのですんなり観られました。
おじいちゃんがかっこよすぎる。(笑)
かなみを通じて大人になるという事の過程を再確認しました。
アレがきて(え)、恋をして、無邪気だった子供の頃とは違った景色が見えてくる。
それが成長というものだけど、その代償に大切なものを失っていっているんだなぁと。
小さい時にお気に入りだったタオルケットはまだ実家にあるのだろうかとふと思い出してしまいました。
あいつがまどろみの世界に行ったらどんなキャラクターになるんだろう。
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