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まりんすのう。 [観劇。]

080721_1511~01.jpg今日も観劇へ。

笑劇ヤマト魂さんの「Ultra Marine Snow」へ行ってきました。

ヤマト魂さんはかれこれ4年くらい見続けています。
工夫がいっぱいつまった舞台美術や表現方法が大好きなのですよー。
いつか出たいと思っているけどオーディション落ちまくってます。ああん。


こちらのテイストは二種類。
既存の物語をモチーフにした本歌取りファンタジー。
日本史や文学をベースにしたヤマト歌舞伎。

今回は本歌取りファンタジー。
「海底二万マイル」がモチーフです。

若き海洋学学者、「ボク」ことピエール・アロナクスは、海に出没するという怪物退治に乗り出した船に乗りこむ。
艦長のファラガット、通信士のバークナル、船員のネッドランドらクルーの他、
船の出資者の娘アルゴと付き人コンセーユも乗船していた。

ある嵐の日、遂に怪物と遭遇するが戦いの衝撃で海に投げ出されるアロナクス。
波にもまれていく中で、彼は少女の姿を見る。

目が覚めると、アロナクスは船の中にいた。
それはネモ船長とアンドロイド・ウォルラスだけが乗る原子力潜水艦、ノーチラス号。
やがて同じく海に投げ出されたアルゴと助けに飛び込んだネッドランドも助けられるが、
そんな3人に冷たい態度で接するネモ船長。
しかし彼はアロナクスの著書を読んでおり、やがて二人は心を通わせていく。

一方アルゴの安否を気遣うコンセーユはファラガットとバークナルと共に海中へ捜索に向かう。
そんな三人の下にも少女の影が現れる。
ネモ船長の心に付きまとう過去の記憶。その中に、少女がいた。

ちっとも怖くないよ。辛くもない。ただ、孤独。

そう呟く少女の正体は…。


前説の途中でキャスト達が登場し、体で波を表現していく。
それは私が初めてヤマト魂さんを観た舞台「GO!GO!WEST!宝島」と同じで、
うれしくて懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
キャストの皆さんが演じる登場人物たちはみんな憎めない愛らしい人達で。
物語と共に目まぐるしく動く役者さん達。
小ネタもたくさん散りばめられていて気楽に楽しめる作品。これがヤマト魂ですよ…!!
個人的ヒットはバギーちゃん。なつかしや…!

ずっと観ている劇団さんだからこその思いですが、今回はちょっとしんどく感じる部分が時折ありました。
馴染みの薄い専門用語が多かったせいか冒頭部分の流れが摑みにくく、引き込まれるタイミングが遅かったです。
最後の見せ場であるマリンスノウのシーンも気持ちが乗りにくかったです。
全員の一体感が薄く感じたのが原因かもしれません。エネルギーがこちらまで伝わりきりませんでした。
それでも看板役者さんお二方がしっかり魅せて引きつけて、芝居でも精神面でもみんなを引っ張っている存在なんだろうなと。
そんな方がいてくれるのは慣れない客演さん達にとってもとても心強いと思うし、
前にも一度同じ事を感じてもう一度観に行った時もとてもよくなっていたのでソワレでは改善されているかもしれません。


少女役のくぼっちがとてもいい存在感を出していました。くぼっちかわえー!!!
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